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2025-10-06

もう「HTTP」は時代遅れ。今すぐ HTTPS(SSL/TLS)にすべき理由

SSL とは何でしょうか?実はいまは SSL ではなく TLS の時代です。

インターネットでデータを安全にやり取りする仕組みが SSL/TLS です。 一般的に「SSL」と呼ばれていますが、実際には後継規格の TLS が使われています。 URL が 「https://」 で始まり、アドレスバーに錠前マークが表示されるサイトは、 この仕組みで通信が暗号化されています。

SSL/TLSが提供する3つの安心とは?

暗号化
通信内容暗号化することで第三者が読めなくすることができます。
認証
接続先のサーバーが「本物」であることを確認することができます。
改ざん検知
途中で内容が書き換えられていないかを見分けることができます。

なぜSSLが必要でしょうか?SSLの導入を放置すると起きる3つのリスクがあります。

盗聴
カフェの Wi‑Fi などでは、「http://」 の通信は丸見えになり得ます。ログイン情報や問い合わせ内容が漏れる恐れがあります。
なりすまし
偽サイトに誘導され、ユーザーが情報を入力してしまうフィッシング被害の温床になります。証明書によるサーバー認証でリスクを下げられます。
改ざん
途中経路で広告やマルウェアを差し込まれたり、ダウンロードファイルが差し替えられることがあります。

ビジネス上のメリットは何でしょうか?

信頼が上がります
「https://」と錠前表示は「安全への配慮」を直感的に伝えます。問い合わせ・会員登録・購入などの行動率の改善が期待できます。
SEOに効果があります
Google は HTTPS をランキング要因に使っています。条件が同じなら HTTPS のサイトが有利です。
計測が安定します
途中でコンテンツを差し込まれにくくなり、計測タグや Service Worker が安定。アクセス解析の精度も上がります。
新機能を前提としています
HTTP/2 や HTTP/3、プッシュ通知、位置情報、WebAuthn など、ブラウザの多くの新機能は実質 HTTPS が必須となります。

SSL非対応では無視できないデメリットがあります

主要ブラウザ(Chrome, Safari, Firefox, Edge)は 「http://」 ページに「保護されていません」と表示されます。フォームがあると特に目立ち、離脱の原因になります。 ガイドラインや業界基準(例:個人情報保護、PCI DSS)では暗号化通信が事実上の前提となっています。事故発生時の説明責任も厳しくなっています。

証明書の種類は複数あります

DV(ドメイン認証)
大半のサイトは「DV(ドメイン認証)」で十分です。Let’s Encryptなど無料で自動更新が可能なSSLもあります。
OV(企業認証)
企業を実在するか確認があります。B2Bや公共案件であれば、企業認証が必要となる場合があります。
EV(拡張認証)
最も厳格な認証方法です。以前はアドレスバーが緑色で表示された時期もありましたが、現在では見た目の差はほぼありません。要件で指定される場合のみ検討が必要です。

SSL/TLS に関する説明は以上です。 すでに「導入を検討するべきもの」を通り越して「導入して当たり前」の時代となっております。 必要であればお手伝いさせていただきます。ぜひご連絡ください。

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